卒業式にコサージュは必要?母親におすすめの色とつける位置と向き
2018/02/02
コサージュは卒業式に参加する母親の服装の定番アイテムです。でも普段使う機会がまったくないし、本当にコサージュはつける必要があるのか悩みますよね。そこで卒業式に母親がつけるコサージュについて、コサージュの基本や色、付け方などをご紹介します。
卒業式にコサージュは必要?
卒業式の母親の服装にコサージュが必要かどうかと聞かれれば絶対に必要というわけではありません。付ける付けないはその人の好みとなります。
昔ながらの習慣が残っている地域や式典という感覚が強い学校だと8割くらいの方が卒業式にコサージュを付けてきます。でも東京のような都市であまり風習などにこだわらない地域だと若いお母さんはつけないという方も増えてきてますのでざっくり見ると半々くらいですね。
若い方になればなるほどコサージュって馴染みがなく、ちょっとダサいなと感じられる方も多いと思います。が、卒業式に参加する母親の服装としてスーツにコサージュというのは定番というかものすごく一般的なスタイルです。
というのも、卒業式の場合、黒や紺など暗めのスーツを着るお母さんが多いのですが、上下黒のスーツや礼服はそれだけだとお葬式のような印象になってしまうんですよね。でも卒業式はおめでたい式典ですので暗めの服装に華やかさと明るさを足すためにコサージュをつけようというわけです。
また、コサージュは相手にお祝いや喜びの感情をあらわすという意味がこめられていて、フォーマルな装いにあわせることが多いので、コサージュを付けるととてもきちんとした印象を出すことができます。
でも、やっぱりダサいな、付けたくないな、という方はコサージュの変わりにパールのネックレスやイヤリングなどで華やかさを出せば必ずしもコサージュを付けなくても大丈夫ですよ。
卒業式で母親がつけるコサージュの色は?
コサージュと一言に言っても今はデザインも色もかなり豊富です。これぞコサージュといった感じの薄布がヒラヒラしたようなものもあれば、光沢のある布でバラや椿をかたどったデザインのものなど、よくよく探すとかわいいものも結構あります。
そんな中で卒業式につけていくコサージュはお祝いの席につけていくものになるので明るく華やかな色合いのものが好まれます。
白いコサージュはすっきりと洗練された印象で初めて買う人でも失敗が少ないのでとても人気です。
色味があるものの方がより華やかになります。ブルーなどの寒色系よりも暖色系のこの時期にはあっています。ピンクやアプリコット、オレンジなどは柔らかく温かみのある色合いで春の式典である卒業式にぴったりです。
同じ色でも原色やどぎつい色を選んでしまうとコサージュが割る目立ちしてしまいます。それこそ一昔前のおしゃれのようになってしまうので、淡い色味のものを選びましょう。
スーツを買うとセットで黒いコサージュがついてくることがあるのですが、黒は絶対ダメというわけではないですが卒業式などには使わないほうが無難です。
使い方にセンスが問われますがうまく使えればゴールドもとても映えます。小ぶりのものシンプルなデザインのものであれば良いワンポイントになりますよ。
卒業式でコサージュをつける位置と向き
卒業式のスーツにつけるコサージュは胸の高さで左側につけます。
かしこまったフォーマルな服装用のコサージュは花が下向きに、茎やピンが上に来るように付けるのが一般的な付け方です。ブーケ方のコサージュであれば茎を少し曲げて外側に向けてつける場合が多いです。
この様に昔はコサージュの花を下向きに付けるというのが正しいとされてきましたが、最近ではあまり気にせず上向きにつけるのも一般的になってきました。
つまるところ、服装とのバランスを見ながら美しくきちんとした印象に見えるように付けられれば上向きでも下向きでも大丈夫です。年配の方が多い席だと注意されることがあるかもしれませんが、卒業式は同年代のお母さんが多いと思うのでそこまで心配しなくて大丈夫です。
卒業式母親がにつけるコサージュまとめ
黒や紺のスーツを着る方が多い卒業式でコサージュはお祝いの席にふさわしい華やかさや明るさを足してくれます。なかなか使う機会がなく馴染みのないアイテムかもしれませんが、卒業式や入学式といったフォーマルなお祝いの席の服装ではとても役立つものなので一つくらいちゃんとしたものを持っていると便利でいいですよ。
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