スーツのスカートがきつい!ファスナーが閉まらない時の応急処置
2018/10/21
派遣で働いているとどこの職場もオフィスカジュアルがほとんどでスーツを着る機会って実はほとんどありません。で、久々に面接に行くことになりスーツを引っ張り出してみたところ、昨年買ったスーツのスカートが入らないという緊急事態!
「卒業式に昨年のスーツを着ようと思ったらファスナー上がらなくて焦ったわ笑」と友達が言ってたけどこれか!と実感、スーツを着るのが数日後だとほんとに焦りますね。
そこで、スーツのスカートが入らないと焦った時にすぐできる対処法やファスナーが上がらない時に自分でできる応急処置を紹介します。
スーツのスカートのウェストがきつい時の対処法
スーツが必要なのが3日後くらいだとお直しに出してもギリギリだし、スカートだけ買いなおすにしても仕事をしてると買いに行く時間もないですよね。
さらにいうとたまにしか着ないのにお直しや買い替えで数千円も使いたくないというのが本音です。だからこそ、なんとか手持ちのスーツのスカートに体をおさめたいところですよね。
スカートをはこうとしたらウェストがきつくて閉まらないという時、まず一番最初に試すことは寝た状態でファスナーを閉めてみることです。
立った状態だと重力に従ってお腹の肉や内臓が下がってくるのでウェストから下腹にかけてぽっこり丸々としてしまいます。
ところが、床に寝ると下っ腹に集中していたお肉や内臓が上半身に均等にならされるので、この状態でファスナーをしめると立ったままだときついスカートでも意外とはけることがあるんです。
スカートに限らず伸びの少ないジーンズなどでも実証済みなので試してみる価値はありますよ。
もしファスナーが閉まればしめたものです。あまり大きく動くと弱いボタンだとはちきれる心配があるので気をつけてくださいね。
で、寝た状態ならファスナーが閉まってスカートがはけるという場合、助けになるのが次の2つです。
まずはお腹をへこませること。
3日でダイエットする!と意気込むのはほぼ無駄な努力に終わりますが、単純に今お腹に詰まっているものを取り除き、お腹を大きくするものを詰め込まないということを意識するのは効果があります。
具体的にはまずお通じをよくすること。毎日うんちがでている人はそれ以上減りませんが、便秘気味の人はお腹に溜まった便を出すだけでもお腹まわりのサイズは変わります。
そして食べ過ぎないことです。お腹いっぱい満腹まで食べていたものを腹八分目でおさえるくらいでも効果はあります。
私の場合、空腹時とご飯をめいいっぱい食べた後ではウェストサイズが3センチも違いました。
とはいえ、食事を抜くのは禁物です。気分が悪くなったり大事な面接や式典の途中でふらふらしてくることがあります。食べ過ぎないように注意する、いつもの食事より軽めにするくらいにしておきましょう。
次に多少お金はかかりますが補正下着も強い見方です。
一般的なのはガードルです。ただ、ガードルは下腹やお尻、太ももが抑えてくれますがウェストぴったりに切れ目があるのが難点。ウェストのすぐ上にお肉がのっちゃうことがあります。
ウェスト周りをしっかりサポートしてくれるウェストニッパーや、上半身を全体的にカバーしてくれるボディスーツのほうがウェスト周りはスッキリしますよ。
補正下着にはウェストマイナス3センチくらいの効果があります。
補正下着は性能も大事なので安いノーブランド商品よりもトリンプやワコール、セシールなど一度は耳にした事のある下着メーカーの商品のほうが確実です。
有名メーカーのものでも2000円くらいで買える物もあります。補正下着は他の服でも使えるので一枚持っていると便利ではありますよ。
買う時はできれば通販よりお店で買ったほうがいいです。試着できるものなら必ず試着しましょう。はきたいスーツのスカートを持っていって試着の時にいっしょに着てみると失敗がありません。
補正下着は体を締め付けるものなので慣れないと着心地が悪かったり気分が悪くなることがあります。できれば当日いきなりではなく早めに買って着る練習をしておくと安心です。
スカートのファスナーが閉まらない時はこれ!
さて、床に転がって試してみたけどもファスナーが閉まらない、そんな時は思い切ってファスナーを閉めないというのも一つの手です。
ふつうファスナーは引き手の金具が下を向いていれば金具を下に引っ張らない限りファスナーが開くことはありません。なので、ファスナーが上がるところまで上げて、あとはそのままというのもありです。
ファスナーが途中までしか閉まってなくても丈の長めのブラウスやジャケットなどを着れば隠れます。
とはいえ、安物のファスナーはゆるかったりするし、やっぱりファスナーが閉まりきってない状態で動くのは心配なので保険をかけておくと安心です。
まず使えるのが安全ピン。
ファスナーが上がるぎりぎりのところを留めるか、ウェストが入るちょうどのサイズより少し余裕のあるところに安全ピンを留めておくとファスナーが下がってきてもピンにひっかかってそこでとまります。
ウェストがおさまるギリギリのところだとはじける可能性もあるので心配な時は少しゆとりを持たせたほうがいいですね。
あとベルトも便利です。
ベルトを通すところがないのでふつうの革ベルトよりもゴムベルトがおすすめです。
伸縮性のあるゴムを前の金具で留めるタイプのベルトなら安定感があるしベルトがずれることも少ないです。
少し太めのベルトのほうがスカートをしっかり押さえてくれるし、布のごわつきなども平らにならしてくれますよ。
私は身長が小さいので丈の長さがあわないスカートをはく時もファスナーを閉めずにウェスト部分を折り返してベルトで留めるこの方法でしのいでます。
スカートのファスナーの応急処置
ただ、ファスナーを開けっ放しにしてピンやベルトで留める場合、丈の長さが多少変わってしまうことがあるんですよね。スカートのウェスト部分が上がるので丈が短くなります。
それが嫌だなという場合はファスナーや留め具を治すしかないのですが、本格的なお直しは自分では難しいし、お店に補正に出す時間もないということもありますよね。
そんな時に自分でする応急処置としてはウェスト部分の金具やボタンの付け替えが一番簡単です。
ファスナーはわりとあがるけどウェスト部分のホックが留まらないというのであればホックやボタンの位置をずらすだけでもはけることがあります。
でも、残念ながら時にはスカートに布を足さないとウェストがおさまらないという時もあります。それを自分でやるのはなかなか困難。
そんな時によく使われるのがこういう便利グッズです。
縫う必要のないものもあるし、ちょっと縫い付けるだけで簡単にウェスト周りを3センチくらい増やすことができます。
が、こういうグッズはネット通販で取り寄せるか、大型手芸店などが近くにないと手に入らないのですぐには用意できないこともあります。
手に入るなら安くて見た目もいいしぜひ使いたいところですが、取り寄せるのが間に合わない時は代用品でまかないましょう。
ここで使えるのが髪を束ねる時に使うヘアゴムです。
太めで丈夫なものを選び、輪っかにして片側をホックを留める金具やボタン穴がある側に縫い付けます。ここが外れるとおしまいなのでしっかりと縫い付けてくださいね。
あとはもう一方をホックやボタンにかけるだけです。
本当に応急処置ですが面接や式典など激しく動かず数時間の間なら問題ありません。
同じゴムでも輪ゴムなどは切れる恐れがあるので使わないほうがいいですよ。
スーツのスカートがきつい時のまとめ
スーツなどきちんとしなきゃいけない服に限ってたまにしか着ないので思わぬトラブルが起こるものです。
でも慌てずに知恵をしぼればちょっとしたアイデアや身近な道具でどうにか乗り切れるものです。数日後の一回を乗り切ったら・・・次の機会に向けてウェストをしぼることに励みましょう笑
スカートが入らないということはもしかしてジャケットも?
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