職場の飲み会で下戸の人におすすめのお酒の断り方と対策
2017/12/27
お酒が飲めなくても会話やその場の雰囲気を楽しんだり、下戸の人でも飲み会に行くことがありますよね。新年会や忘年会など職場の飲み会には断りにくいものもありますし。
そんな時にお酒が飲めない人が覚えておくと心強いのが角の立たないお酒の断り方です。
宴会ではどうしてもお酒をすすめられることがありますので、場の雰囲気を壊さずにでもきっぱりとお酒を断る言い訳や対策を紹介します。
職場の飲み会では下戸でも少しはお酒を飲まないとダメ?
職場の飲み会では上司やお偉方からお酌される機会もありますよね。やっぱり少しは飲んだほうがいいのかなぁと悩むところです。
でも、体質的にアルコールがダメなら無理してお酒は飲まないほうがいいです。
お酒を飲める人の中には「付き合い悪いな~」「少しは飲めよ~」なんてことを言う人もいますが気にすることはありません。にこやかに、でもちょっと申し訳なさそうに「すみませ~ん」と言って受け流せば大丈夫です。
ここで気を遣って無理してお酒を飲むと自分も辛いし、体調が悪くなってまわりにも迷惑をかけることがありますからね。
で、こういう場合、全く飲めない人よりも一杯くらいなら飲めるという人のほうが悩んだり無理したりしがちです。
最初の一杯くらい付き合ったほうがいいかなという気持ちもわくし、乾杯の時は飲める人はたいていみんなビールなので一人だけ違う飲み物を頼むと乾杯が自分待ちということもあって気まずかったりしますよね。
でも、その後お酒を飲みたくないなら一杯目が肝心です。
ちょっとでもお酒に口をつけるところを見せると「なんだ、飲めるじゃないか」といってお酒を飲ませようとする人もいます。
なので最初からソフトドリンクでいったほうがそういう面倒な事態を避けやすいですよ。
最近は職場の飲み会でも飲めない人はソフトドリンクしか飲まないという人も多いです。見た目はビールと全く変わらないノンアルコールビールやお酒の入っていないカクテルをそろえている居酒屋さんも多いので一人だけ飲まずにいるのが気になる人はうまく活用するといいですよ。
飲み会でのお酒の断り方で角が立たないのはこれ
会社の飲み会でしかも新年会や忘年会となるとお酒をついだりつがれたりというお酌まわりもよくある光景ですよね。こういう宴席ではどうしてもお酒をすすめられることがあります。
でも上司や社長などかなり目上の人からのすすめだとなかなか断りにくいもの。そんな時は何かのせいにするのが一番です。
なんといっても最強なのが「きょう車なんですよ~」という断り文句。
今は飲酒運転の取り締まりに加えてモラル的にもかなり厳しい目が向けられているので車で来ている人に無理やり飲ませようという人は少ないです。
「運転代行を頼めばいいだろ」なんて言ってくる人もいますがかなりまれです。そういう時は、このあと「家族を迎えにいかなきゃいけない」など自分が運転してあちこちまわる必要性があることを伝えるのもいいですよ。
あと、下戸の人の中には飲み会の日は率先して社長の運転手を買って出る人もいました。社長を家に送り届けてから帰るので帰宅時間は遅くなりますが、お酒は一滴も飲まずにすみます。
車を持ってる人の特権ですがこれはお酒を断る理由にはぴったりです。
それができない場合はお酒が飲めない体質だということをはっきり伝えます。生まれもっての体質の問題は自分ではどうしようもないですからね。
私の決まり文句は「以前お酒を飲んだら全身に湿疹が出ちゃって大変だったんですよ」です。
お酒が飲める人からすると「飲めない」というのは「寝ちゃうとか気持ち悪くなるっていう飲みたくないレベルでしょ」という認識の人が多いんですが、湿疹が出たとかアレルギー系の話をすると「えっそんなに!?」と空気ががらりと変わります。
他にも「倒れたことがある」「救急車で運ばれた」というのも断り文句として強いです。
体質的にアルコールが本当に無理!という話を切実にすると無理にお酒をすすめてくる人はまずいないし、気が利く上司なんかだと「この子には絶対飲ませちゃダメだから!」とおふれを出してくれます。
大切なのは「飲みたくない」ではなく「飲んではいけない」という印象をつけることです。
が、たまーに本当に空気が読めない面倒な酔っ払いがいたりしてしつこくお酒を飲ませようとしてきたりします。
そういう時に使うのが「あなたのせいで場の空気が悪くなりますよ?」作戦です。
「先日そう言われて飲んでみたんですが私コップ一杯飲めずに吐いちゃったんですよ」「気分悪くなるといっきに来るのでたぶんこの場で吐いて大変なことになっちゃうんで」と無理強いする人に伝えます。
お酒飲めない人が無理して飲んでるのをおもしろがろうと思ってる人でも自分がすすめたお酒でその場の空気が悪くなるというのは嫌なので退散してくれます。
が、それでも飲めという強敵や、飲まずには許してくれない職場の雰囲気というのもあったりしますよね。
そうなったら一度大げさに具合が悪くなった振りをして見せ付けます。
お酒は飲めるなら一口二口飲むくらい、本当に1滴も飲めないなら飲む振りをします。その後、「気持ち悪い」と言って飲ませた人のそばで無言で長時間うずくまります。トイレにこもったり外の空気にあたりに行って最後まで戻らないというのもありです。
その飲み会は無駄にしてしまいますが、次の飲み会からは無理に飲まされることはなくなりますよ。
下戸が飲み会でお酒を避けるための対策
その他に飲み会でお酒を遠ざけるのに役立った対策を紹介します。
まず、飲み会ではお酒がすすんでいないと「全然飲んでないじゃん」とか「お酒飲みなよ~」と言われることが多いのでアルコールを飲んでないということを気付かれないようにするのがポイントです。
ソフトドリンクを頼むとストローがささってでてくることがあるのでストローはすかさず抜きます。ストローはソフトドリンクの目印ですからね。
で、コーラやジンジャーエール、オレンジジュースはいかにもソフトドリンクで目立ちます。ウーロン茶はウーロンハイに見えることもありますがグラスが違うとすぐわかっちゃいます。
で、実は一番いいのが水です。
お水を頼む時はお冷とかチェイサーくださいというとごまかしがききます。
お冷だと「暑いのかな?のど乾いてるのかな?」と思ってもらえたりします。
ワインやウイスキーを飲んでる人がいればチェイサーを頼みます。自分用に「お水ください」というと「なんだよ飲まないのかよ」となりますがチェイサーを頼んでも誰も気にもしません。3つくらい頼んでまわりに配りながら1つは自分で飲むというのもいいですね。
飲み会に行って水かぁと思わなくはないですが、お酒を避けるほうが大事ですからね。
お酒を飲まされるタイミングを作らないという意味では幹事を引き受けるのもありです。
会の進行やお酌、料理やお酒の注文などとにかく忙しく動き回っていればお酒を飲まされる機会を減らせます。特に「お金の管理があるので今日はちょっと」というのはいかにもらしい理由でいいですよ。
あと幹事だとみんなのオーダーを聞きつつ店員さんに伝える時に自分用のソフトドリンクをこっそり頼みやすいです。
職場の飲み会の幹事は面倒ですがなかなか使えます。
それでも逃げ切れなくなるのがコールなど場全体が飲む雰囲気になる時です。そういう時のためにその場から離れる理由を考えておくと助かります。
例えば取引先から電話がかかってきたなど。電話に出る振りをしてお店の外にでてしばらくしてから戻ります。この時に電話の相手を聞かれることもあるので内容は具体的に考えておいたほうがいいです。
でも、この手は1日に1回しか使えないので本当にここぞという時に使います。
いっきコールや無理強いを跳ね除ける対策としてお酒が飲めない仲間でかたまっておくというのうも有効です。一人では断りにくくても団結すれば強い時もあります。
あと、高齢で役職がついている人の中には本当にドクターストップがかかっていてお酒が飲めないという人もいます。そういう人を味方につけておくと最強です。
職場の飲み会でのお酒の断り方まとめ
上司からのすすめだとなかなかお酒を断りにくいこともありますが、無理して飲む必要はありません。
お酒を断る時のポイントはお酒を飲まないのは自分の意思ではないということを伝えることです。あくまで他の何かのせいであって仕方ないのだということをわかってもらいましょう。
あとはお酒を飲まなくても笑顔で楽しそうに過ごしていればなんの問題もありません。
念のため二日酔いにならずにすむ対策を覚えておくと心強いですよ。
★二日酔い予防で飲む前や飲み会中にできる対策と症状を早く治す方法⇒
でもやっぱり職場の飲み会は行きたくないなぁという人はこちらも参考にどうぞ
★新年会のある会社で欠席は許される?強制から逃れるうまい断り方⇒