さっぽろホワイトイルミネーションの見どころやおすすめと注意点
2017/12/10
今年もさっぽろホワイトイルミネーションの季節がやってきましたね♪
雪国の冬は長いので毎日降り積もる雪にげんなりする日もありますが、雪景色の中できらきら輝くイルミネーションは札幌の冬の風物詩で、これを見ると冬が来たなぁってワクワクします。
札幌に住んでいた頃は本当に冬の楽しみだったのでこれから行く人にもぜひ楽しんでもらいたい!ということで見どころやおすすめとホワイトイルミネーションを楽しむときのちょっとした注意点をご紹介します。
さっぽろホワイトイルミネーションの見どころを紹介
さっぽろホワイトイルミネーションは年々規模が拡大していて、最近ではエリアがかなり広範囲にわたるのですがやっぱりメインは大通り会場です。
その他のイルミネーションは通りがかりや道すがら眺めれば十分。とにかく大通り一本勝負でいい気がします。
その大通り会場の様子はこんな感じです。
大通公園の1丁目から8丁目まで、テーマごとにいろいろなイルミネーションが設置されています。
好みにもよるんですが私が好きなのは1丁目から3丁目あたりのイルミネーションです。
1丁目の大きなクリスマスツリーや2丁目の光の樹のようなオブジェ、3丁目の雪の結晶のイルミネーションはとてもキレイです。
このあたりだとテレビ塔にも近いのでテレビ塔のライトアップもあわせてとてもきれいに楽しめます。
シンプルでオーソドックスなデザインのイルミネーションですが、雪に反射した光が幻想的で、シンプルなものだからこそ雪景色に映えるという感じがします。
あんまりごてごてしたものよりも私はこういうイルミネーションのほうが札幌っぽさが感じられていいなって思うんですよね。
あと、観光客の人に人気なのは4丁目の光のカーテンのようなイルミネーションですね。
これは本当にきらびやかで美しい。中に入るのもいいですが、私は外のちょっとはなれたところから見るのが好きです。
シンプルに雪とイルミネーションを楽しみたいなら1~3丁目あたり、趣向を凝らした演出を楽しむなら4~8丁目かなと思います。
もし余裕があればテレビ塔から大通公園を眺めるのもきれいでいいですよ。札幌のテレビ塔はあまり高さがないのでイルミネーションもきれいに見えます。
あと、札幌のイルミネーションを見て回るときは本当に寒いのでトイレとか暖をとるお店も重要なポイントです。
1~4丁目あたりだとトイレや暖をとる飲食店にも困りません。商業施設の多い駅前通や南一条通にも近く、大通公園からすぐに地下街にもぐれます。
一方で、4丁目を越えると地下街がそちらまで続いていなかったり、路面店が減ってくるのでそちら方面のホテルに宿泊していないのであればあらかじめトイレの場所なんかは確認しておいたほうがいいですね。
札幌のイルミネーションは最終日のクリスマスに近くや週末になると人手がありますが、そうはいっても「賑わってるなぁ」くらいな感じで雪祭りのように行列になることはないです。
写真撮影の人気スポットなんかだとちょっと並んだり人がどくのを待ったりすることもありますが、全体的にはゆったり見てまわれる感じですよ。
さっぽろホワイトイルミネーションの私のおすすめ
札幌ホワイトイルミネーションを見に行く時に私があわせて楽しむのが大通り公園の2丁目で開かれているミュンヘン・クリスマス市です。
札幌市がドイツのミュンヘンと姉妹都市ということで毎年イルミネーションの時に開かれているんですけど、私はこれが大好きなんですよね。
本場ドイツではクリスマス飾りやろうそく、くるみ割り人形やお菓子、焼きソーセージなどなどたくさんの屋台が並んで地元の人たちで一日中賑わうというクリスマスマーケット、まずこれに憧れるんですよ。
で、札幌のクリスマス市はそれに比べたら本当に小さくこじんまりしたものですが、それはそれでいい感じなんですよね。
寒~い冬の札幌の公園にポッと明かりがともって賑わいと温かみがあふれてる感じがたまらなくいいんです♪
札幌のクリスマスマーケットでもクリスマス飾りやお菓子、温かい食べ物なんかが売られていて、寒い土地だからこそこういうものが本当に魅力的で素敵に感じられるんですよね。
そんな中、私が毎年楽しんでいたのがホットワインです。
東京に住んでいるときはホットワインって飲んだことがなかったし目にする機会もなかったけど、札幌に住んでから冬といえばこれ!くらいな感じでいろんなお店でいただきました。
もともとワインはあまり得意ではなかったんですが、ホットワインってシナモンとかレモンやオレンジなどが入っていて甘くてフルーティーで飲みやすくてめちゃくちゃおいしいんです♪
寒い中で飲むと体が温まるしたまらなくおいしいんですよね。
こういう幸せって雪国ならではだよなぁと思うので寒い中、札幌でイルミネーションを見に行くのであればぜひあわせて楽しんでもらいたい私のおすすめです。
さっぽろホワイトイルミネーションでの注意点
さてさて、そんなさっぽろホワイトイルミネーションなんですが、楽しく見てまわるために気をつけたいことがあります。
まずはなんといっても寒さ対策です。
札幌の冬の催しって実は来場者のほとんどが北海道外から来る観光客の人たちです。
となると、札幌の寒さに体が慣れていないので寒さ対策が足りなくて途中で寒さに耐えられなくなっちゃってイルミネーションどころじゃなくなっちゃったりするんですよね。
大通り会場だけでも1丁目から8丁目まで歩くと約1キロくらいあって、写真を撮ったりイルミネーションを楽しみながら歩くと結構時間がかかります。
12月ともなると札幌は本格的な冬なので氷点下の日も多く、日の沈んだイルミネーションの時間帯は本当に冷え込みます。
なので、これ以上ないくらいの暖かい装いと貼るホカロンは必須です。
あと寒さ対策にものすごく効果があるのが帽子と耳あてです。これ、札幌の人はほとんどしないんですよね、寒さに慣れてるので笑
だからこういう防寒グッズを使ってるとすぐに観光客ってわかっちゃって私も最初の頃は恥ずかしかったんですが、冬の札幌の屋外イベントには絶対持っていったほうがいいです。暖かくイルミネーションを楽しめるほうがいいですからね。
次に気をつけたいのが雪道での転倒です。
12月にはいると札幌では“根雪”といって地面に積もった雪がとけず春まで地面が見えないというかんじになります。
駅前や大きな通りは除雪されていますが小道や、イルミネーション会場になる大通公園はどこもかしこも雪道です。
で、雪祭りなんかでもそうなんですが、転倒して救急車で運ばれる人のほとんどが観光客の方。
やっぱり雪道って歩きなれないと転ぶんですよ。
特にイルミネーションを楽しむ時間帯は夜なので、昼に暖かくなって一度ゆるんだ雪が夕方以降に気温が下がることで凍ってしまいツルッツルの氷になってたりします。
この状態は北海道民でも歩くのに注意が必要な状態なので、道外から来る人ならなおさら注意が必要です。
なので滑り止めのついた歩きやすい靴でいくことと、イルミネーションに気をとられて上ばかり眺めて歩かないこと、このあたりは気をつけたほうがいいですね。
雪国のイベントは幻想的で雰囲気たっぷりで魅力的ですが、やっぱり雪国ならではの大変さもあるのでその点に気をつけて楽しい旅行にしてもらえればと思います。
さっぽろホワイトイルミネーションまとめ
さっぽろホワイトイルミネーションではイルミネーションとあわせて雪国ならではの幻想的な雰囲気を存分に楽しめますよ。
12月25日までと期間は短いですが、その間に札幌を訪れるならぜひ立ち寄ってみて損はないイベントです。
寒いのが苦手!という人は大通り2丁目あたりに的を絞っていくとイルミネーション、クリスマス市、テレビ塔がいっぺんに楽しめるのでおすすめです。
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