70代のおばあちゃんへのプレゼントで入院中にあげるならこれ!
2017/07/20
入院中のお見舞いやお誕生日、敬老の日などおばあちゃんへのプレゼントを選ぶときって悩みますよね。ふだんの生活と違い病院ではいろいろな制約もあります。そこで、70代のおばあちゃんに入院中にあげると喜ばれるおすすめプレゼントと病院に持っていく時に気をつけるポイントをあわせて紹介します。
70代のおばあちゃんに入院中にプレゼントするならこれ!
入院中のおばあちゃんへのプレゼント選びで大切なのが、「おばあちゃんにできること」と「おばあちゃんが必要にしているもの」を見極めることです。
70代となると健康な人でも人によって体力や体の機能にかなり差が出てきます。病気や怪我をしているおばあちゃんならなおさらです。
そこで、入院中のおばあちゃんにあげるプレゼント選びをする時は前もっておばあちゃんの状態をきちんと把握しておくことが喜んでもらうためのポイントになってきます。
それをふまえた上で、実際におばあちゃんが喜んでくれたプレゼントの数々をご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
入院中に楽しめるもの
入院中の病院での生活では多くの時間をベッドで過ごすというおばあちゃんも多いです。そうするとどうしても時間を持て余しちゃうんですよね。
そんな時に一人でも楽しめるグッズを持っていってあげると喜ばれます。
本
読書は入院中にベッドの上でできることの定番中の定番ですが、やっぱり楽しめるものです。
70代になると目が悪くて小さな字が読めないというおばあちゃんもいるので、小説などなら音声で聞けるオーディオブックなんかもいいですよ。
夏目漱石とか名作の本ならたいていオーディーブックになってるし、最近の小説やビジネス書とか「えっこんなものまで!?」と驚くほど種類が多いので必ず好みのものが見つかると思います。
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紙の本であげるなら写真やイラストの多い趣味に関する本などもおすすめです。
おばあちゃんが健康な時に楽しんでいた趣味にふれることで、「またやりたいな、早く元気になろう」と思ってもらえたりもします。
ドリル系
本からちょっと視点をずらしたところで頭を使うドリル系の本も人気です。
大人向けのクイズの本やクロスワード、漢字や算数など「脳トレ」という言葉も流行るだけあって今は大人向けのドリルがたくさん売られてます。
予算があるなら「脳トレ」という言葉を流行らせた任天堂DSをあげちゃうというのも手です。
おばあちゃんの正確にもよるんですが、あまり難しすぎるとやる気がなくなっちゃうので簡単なものからあげるか、レベル別に何冊か持っていくといいですよ。
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手先を使うもの
手先を使うと頭と体の両方の刺激になるので、体を動かせないおばあちゃんにはおすすめです。
自分のベッドの小さいテーブルでできるものならルービックキューブや大人用の大きな知恵の輪、木製のパズルなどがあります。
温泉旅館でよくやった組み木のパズルは一つで何パターンも楽しめるので結構いい時間つぶしになります。
あと、最近流行ってる大人の塗り絵なんかもいいですね。花や風景画、おばあちゃん世代が喜ぶ竹久夢二の美人画なんかもありますよ。
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ポータブルDVDプレーヤー
これはかなり予算との相談になってくるんですが、ポータブルのDVDプレーヤーとお気に入りのドラマはおばあちゃんにすごく喜ばれました。
うちのおばあちゃんは韓国ドラマが大好きで、寝たきりになってしまってからも人にDVDをセットしてもらってずっと見てましたよ。
病室が個室でない場合はイヤホンも用意してあげるといいです。
病院で使える衣類
病室で快適に過ごすための衣類も入院中のおばあちゃんへのプレゼントの定番ですね。
パジャマ
寝たきりでなくてもベッドの上で過ごす時間が多いので入院中は基本的にパジャマでいることが多いです。
なので、着心地のいいパジャマや、ふだんよりちょっとおしゃれなパジャマなんかを用意してあげると喜ばれます。
体を暖めるもの
70代と高齢になると首元や手足の冷えを感じるおばあちゃんが多いです。
また、入院するのが大部屋の場合は人の出入りや扉が開いていたりと風が通ることが多かったり、自分にあわせてエアコンを調節したりできません。
そこで、自分自身で体温調節ができるアイテムはとても役に立ちます。
首周りの防寒グッズとしてはスカーフやマフラーが一般的ですが、今はつけたまま寝られるマフラーもたくさんありますよ。
色柄が豊富なものや、小さなボタンを使わずに穴に通すだけで簡単につけられるもの、羊毛など暖かさや手触りにこだわったなど選ぶのも楽しいです。
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足元の冷えにはもこもこの靴下やレッグウォーマーがいいですね。ハイソックスタイプでも足を締め付けないので履き心地もいいし、きちんと足首周りをカバーしてくれるので暖かいです。
モコモコ靴下と言っても私たちが履くようなカラフルなのは恥ずかしいという人にはちょっと渋めの色合いのものありますよ。
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家で履くなら滑るので裏に滑り止めがついているものがいいですが、入院中は靴下一枚でフローリングの床を歩くことはないのでそんなに気にしなくても大丈夫です。
ベスト、カーディガンも病院服の定番ですね。
入院中はベッドで体半分だけ起こして本を読んだり食事をしたりという機会がよくあります。そんな時にサッと羽織れるものを一枚用意しておくと便利です。
ボタンでなくマジックテープで止められるものや、腰の曲がった人でも着られるベストなど探すといろいろありますよ。
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入院中のおばあちゃんの必需品、といってもいいくらい特に高齢のおばあちゃんがよく使うのが帽子です。
髪が薄くなって寒いときはもちろん、入院中は寝たり起きたりを繰り返すので寝癖がつくのを防いだり、ついてしまった寝癖を隠すのにも役立ちます。
あと、入院中は髪を染にも行けないので白髪隠しに使うおばあちゃんもいますよ。
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入院中に使える小物
ミニバッグ
売店に行ったり電話をかけに行ったり、病院内を動き回る時にお財布や携帯などちょっとしたものを入れておけるミニバッグやポーチがあると便利です。
あまり動き回らない人でもふだんよく使うものをまとめて枕元やベッドの脇においておくのにも使えます。
鏡
入院中なので髪も染められないし当然メイクもできない、でもおばあちゃんだって女性ですから身だしなみが気になるなという人もいます。
あまり重くない小さな手鏡や、櫛やリップクリームなどを入れられる鏡つきの小物入れなどもいいですよ。
今っぽいキラキラしたデザイン意外にも和柄のおしゃれなものがわりと手頃な値段で売られてます。
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病室に飾れるもの
プリザーブドフラワー
お見舞いのプレゼントの大定番といえばお花、なんですが、最近は生花を持ち込めない病院も増えてきています。
花についている菌によって免疫が落ちている患者さんだと感染症を起こしてしまったりするためです。
また、個室で花瓶があればいいですが大部屋だと飾る場所にも困るし、水の入れ替えなど手入れも面倒だったりするんですよね。
そんな時にありがたいのがプリザーブドフラワーです。
手入れをしないでもずっときれいなままだし、ケースに入ったものならほこりなどが花にたまる心配もありません。
ベッドサイドの小さなスペースに飾れるように大きさは小さめのものがおすすめです。
最近はただの花束風アレンジだけでなくマスコットのついたものや、植物そのものをマスコットに見立てたもの、美しいケースにこだわった物や和テイストのアレンジなど本当に種類が豊富です。
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写真や絵
病室はどうしても白ばかりのな殺風景な部屋なので気分が華やいだり、見ていて元気になれるものを飾ってあげるというのもいいですね。
お孫さんがいるなら子どもが描いた絵を飾ったり、子どもの手作りの写真立てなどもいいですね。
おばあちゃんにとって孫に会うというのは何よりもの楽しみという人も多いと思いますが、病院によっては感染症予防ということで小さな子どもはお見舞いに連れて行けないこともあります。
そんな時にはお孫さんの手作りのプレゼントを持っていってあげるととても喜んでくれますよ。
病院のお見舞いのプレゼントの注意点
最後に入院中のおばあちゃんへのプレゼントの病院での注意点をいくつか紹介します。
食べ物は持っていかない
入院のお見舞いにフルーツやお菓子というのはよく聞きますが、70代のおばあちゃんには避けたほうがいいですね。
アレルギーや先生に止められているなど病院のほうで食事制限をかけている場合があります。
また、70代ともなると食も細くなってくるのであまり食べられないというおばあちゃんも多いです。
周りに迷惑にならないプレゼントを心がける
個室ならそんなに心配いりませんが大部屋の場合は周りの患者さんへの配慮も大切です。
特に気をつけたいのがアロマやお香など香りの強いもの、香りは本当に好き嫌いが分かれるので大勢で過ごす場所では避けたほうがいいです。
また、音がでるものならイヤホンをいっしょにもって行くようにしましょう。
入院中の70代のおばあちゃんへのプレゼントまとめ
入院中のおばあちゃんは同じ70代でも体力や病状が人によってかなり違います。プレゼントを贈られるおばあちゃんがどんなことならできるのか、何を必要としているのかというのを事前に確認しておくのも大切ですよ。喜んで使ってもらえる素敵なプレゼントが見つかるといいですね。