隅田川花火大会の混雑具合と場所取りの時間は?場所のおすすめ
2017/07/02
隅田川花火大会といえば東京の花火大会の中でも3本の指に入るくらいの人気の花火大会ですよね。歴史もあり東京の夏の風物詩として毎年テレビで中継されるほどの花火大会ですから一度は生で見てみたいものです。
でも心配なのが混雑。人気の花火大会だからこそ人の多さや場所取りが大変というのはよく耳にします。初めて行く時は状況がわからず悩むことも多いですよね。
そこで、隅田川花火大会の混雑具合や場所取りの状況、初めて行くという時に知っておきたい注意点などを紹介します。
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隅田川花火大会の例年の混雑具合と予想
隅田川花火大会は毎年テレビで中継されるほど東京でも人気のある花火大会です。そんな花火大会ですから当然毎年たくさんの人が訪れています。
隅田川花火大会の来場者数は毎年95万人以上!と、言われてもあまりピンとこないほど大きな数字ですよね。
例えて言うなら、東京ドームの収容人数が55,000人です。そのなんと17倍の人が隅田川の周辺に集まるというのが隅田川花火大会です。
東京ドームでライブなどが行われると、その終了時間の後は三田線やJRなど東京ドームの周りの電車がものすごく混むんですね。で、一体今日は東京ドームで何があったんだ?という混み具合になるんですが、その17倍もの人が花火大会の数時間のために墨田川周辺に集まるわけです。
そう考えるとものすごい混みようだということが想像してもらえるますでしょうか?笑
なので初めて隅田川花火大会に行くという人は正直なところ縁日や露店どころじゃないと思います。
時には携帯が繋がらなくなるほどの混雑になるので、花火会場で連絡が取れなくなった場合ということも想定しておいた方がいいくらいです 。
で、初めて隅田川の花火大会に来る人の中にはあまりプランを立てずに来る人も多いので、なんとか花火のよく見えるところを探そうとして右往左往している間に花火大会が終わってしまうなんていうこともあったりします。
浅草周辺は最も花火の打ち上げ会場に近いということで朝から行かないと花火全体が見える場所にはまず座れません。
座れずに見るとなるといい場所が見つけられれば立ち見で立ち止まったまま見ることができます。でも多くの場合、会場周辺は交通規制がかかるので立ち止まり禁止の場所も多くあります。
そうなると人ごみにもみくちゃにされながらようやく花火が見えるという感じです。しかも見える花火はビルの間からという感じで欠けてしまうこともあります。
95万人という人が一気に隅田川周辺に集まるので当然帰りもいつまでたっても人混みは解消されません。電車に乗れないどころかホームにもたどり着けないです。
近くのお店で時間をつぶそうにも隅田川花火大会の会場周辺の店は花火を見にきたお客さんでいっぱいで、とても入れるような雰囲気ではありません。
帰りの電車が混むのはもちろんですが、当然、行きから大変なんですよね。帰りのようにある時間帯に集中ということはないですが夕方になるにつれて人の量が増えてくるし、みんな花火に間に合うようにいい場所を見つけたいという具合なので押し合いへしあいで結構大変なことになっています。
なので待ち合わせも一苦労です。
花火会場の一番近くにある浅草駅はものすごく混雑するので待ち合わせをするのもとても大変です。なので出来れば浅草を避けて都営浅草線の本所吾妻橋か押上などにしたほうがいいですよ。本書吾妻橋なら改札の数も少ないので間違えも少ないです。
そんなわけで花火を見るのも一苦労、行きも帰りも一苦労、という隅田川の花火大会なんですが、さらに大変なのがトイレです。
人混みだらけなのでなかなか思うように動けずトイレを見つけてもそこまでたどり着くのにものすごく時間がかかってしまったり、そもそも周りにトイレがないという状況もあります。
というわけで、隅田川花火大会を会場近くで見ようとするとそれにはそれ相応の覚悟と気合が必要です。
何度も足を運んでいる人でもなかなかいい場所が取れなかったり人混みに悩まされたりするのが隅田川の花火大会なので、初めて行く人はもちろん、大人の楽しみやデートには不向きと言うかなかなか難易度高めの花火大会です。
隅田川花火大会の場所取りの時間は何時から?
ではそんな混み合う隅田川花火大会でいい場所を取るにはどうしたらいいのか、場所によっての混み具合や場所取りの時間帯などを紹介します。
まず隅田川の花火大会には第一会場と第二会場があります。
隅田川花火大会 第一会場
第一会場は浅草駅が一番近く、銀座線、都営浅草線、東武線などが乗り入れています。
隅田川の花火大会に初めて行く人や、今年こそは一番いい場所で花火を見たいという気合の入った人は浅草周辺の第一会場に行く人が多いです。
第一会場の花火を見るのに人気のスポットというのが浅草駅近くにある隅田公園や吾妻橋周辺です。
ここには本当にたくさんの人が押し寄せるので初めて隅田川の花火大会に行く人が昼過ぎに場所取りをしようと思ってその辺りに入っても絶対に失敗してしまう激戦ポイントです。
例年隅田公園は徹夜組が多くいるので午前9時にはほぼ埋まってしまいます。
隅田公園や吾妻橋周辺で座って花火を見るためには遅くとも花火大会当日の昼の12時までに公園で場所取りをしなければ間に合いません。
その時間にいってもおそらく人だらけ…運がよければという感じなので、隅田公園ではとにかく早い時間から場所取りをしないと座れません。
それから第一会場の打ち上げ場所は桜橋なので桜橋付近もかなりの激戦エリアです。
桜橋周辺は前日から徹夜で場所取りは始まっています。
ちなみにこういった場所取りの激戦区ではシートをひいてガムテープなどで貼り付けていたとしても場所取りをしている人がいないと花火大会の前日の深夜から当日の早朝にかけて警備員に場所取り用のシートを剥がされてしまいます。
ひどい話ですよね笑
とにかく、それくらい人が集まるしトラブルも多いのが第一会場のまわりです。
第一会場周辺は本当に人気があるので花火大会当日の朝8時ぐらいには場所取りをするための人が増えてきています。
なので当日場所取りに向かうのであれば始発電車で向かってなるべく早く浅草周辺に行った方がいいですよ。
もし良い場所が取れたとしてもやっぱり人がいないとシートを剥がされてしまう可能性もあります。この場合、警備員だけでなく後から来た人がはがしてしまうということもありトラブルも多くあります。
なので、確実に場所を取りたいならシートを敷いてそこに人を残しておくというのが鉄則です。
隅田川花火大会 第二会場
次に隅田川花火大会の第二会場です。こちらは蔵前駅が一番近く都営浅草線や大江戸線が乗り入れています。
第2会場の周りは第1会場に比べると比較的場所を取りやすくなっています。
夕方の6時くらいに周辺の道路が交通規制を始めるので、その時間帯から江戸通り春日通りが歩行者天国になります。
なので、うまく場所が取れればそこで座って見ることができますよ。ビルの影で見えない場所も多いですが、ちょっと移動すれば見られるようになります。
隅田川花火大会の第二会場の周りは露店はあまり出ていませんがコンビニが多いエリアなので買い物やトイレに行きたくなった時に便利です。
墨田区側の車道でも交通規制がかかるのは夕方6時頃です。やはりこちらもその時間に合わせて場所取りをしようとする人が多く集まるので、その時間帯はかなり気合を入れて望まないといい場所は取れないですね。
どうしようと迷っているうちに一瞬で通りが人で埋まってしまいますので怯まずに頑張りましょう!
第二会場周辺は6時からの交通規制が始まった直後の場所取りの激戦区です。一発勝負ではありますがうまくすれば座って綺麗に花火が見られる場所は取れますよ。
ちなみに、第一会場、第二会場の花火を近くで見られる場所で他に人気なのが桜橋上流のリバーサイドスポーツセンター野球場などのグランドです。
ガイドブックなどでも紹介されているんですが、ただ、ここは有料エリアになっていて事前の予約が必要です。毎年4月か5月の時点で完売していることが多いです。
隅田川の花火大会で花火がきれいに見える場所で座って花火を見たいと言うのであれば遅くとも当日8時位までに場所取りをするつもりでいきましょう。
また何人で行くかにもよりますが、隅田川の花火大会では場所取りをしていてもそこに人がいなければ他の人に取られてしまうこともあります。
それでトラブルになることもありますが、もはやそれが暗黙の了解となっているのでとにかくいい場所を取りたいならそこに居続けることが大事です大変です。
隅田川花火大会に初めて行く人への場所のおすすめ
隅田川の花火大会の混雑状況や場所場所取りの激戦具合を知ってかなりぐったりとしてしまった人もいるんじゃないでしょうか。でも中には朝早くに行かなくても花火が見える場所が取れるようなところもあるので安心してくださいね。
花火は少し小さくなってしまいますが花火見物を落ち着いて座ってしたいという場合は会場から少し離れた方がいいですね。
白鬚橋より北
隅田川花火大会の打ち上げ会場からは少し離れてしまいますが、汐入公園や東白鬚公園辺りは比較的空いているエリアなので昼頃にいっても場所取りができるエリアです。
汐入公園側ではスカイツリーと花火を同時に楽しむことができますよ。
そういう意味ではやっぱり隅田川花火大会の人気スポットではありますね。
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★隅田川花火大会の東白鬚公園の混雑と場所取りや花火の見え方の注意点⇒
銅像堀公園
東白鬚公園や汐入公園よりももう少し打ち上げ会場に近い公園でも穴場と言われている所はあります。ただ少し条件は悪くなりますね。
銅像堀公園は隅田川花火大会の花火を見るおすすめスポットとしてよく知られています。
この公園は高速道路の高架下にある公園で、第一会場の近くです。なので花火の打ち上げの音や花火の迫力を楽しみたいという人にはお勧めの場所です。
ただ打ち上げ会場の周りほどではないですがやはり混み合うので当日の12時ぐらいまでに場所取りをしておかないといけません。
それと首都高の高架下なので花火が打ちあがったけど高速道路の影になって全く見えないということもあったりします。
また銅像堀公園の周りにはコンビニが少なくてトイレも少ないです。なので昼からの場所取りをするとなかなか大変な場所ではあります。
大横川親水公園
こちらは錦糸町方面の公園です。錦糸町からも隅田川花火大会の花火を見ることはできます。
ただ錦糸町まで行ってしまうと周辺に高いビルが多いので公園の中でも場所によってはあまり見えないということもあります。
なので座れたとしても花火の見え方はあまり期待しない方がいいですね 。
場所取りは下見が大事
隅田川の花火大会は高層ビルが立ち並ぶエリアで打ち上げ花火をあげるので規制があってどうしても空高くまで花火を打ち上げることができません。
なので会場の周辺だったとしてもビルの影になって花火が見えないという場所も多くあります。
それに加えて場所取り合戦はとても熾烈なので、なんとなくで行ってしまうと例え場所が取れたとしても実はそこからは花火がよく見えなかったということもよくあります。
なので綺麗に花火が見える場所を確保したいという人は必ず下見に行っておきましょう。
わずか数メートルの差でビルの影になるかならないかが違ったりして、花火の見え方が変わります。
なので事前のリサーチは必ずしておいた方がいいですよ。
ちなみに目安としてアサヒビールの本社やその隣にあるあの金のうんちのような像が見える場所なら花火も見えると思って大丈夫です。
歩きながらの花火見物
もしも場所取りに失敗してしまったら、最悪の場合は歩きながら見るということになりますね。
隅田川に架かる橋はどこも一方通行になります。一方通行の規制がかかった橋では途中で立ち止まることはできません。
普段なら渡るのに10分もかからない橋ですが花火大会の当日は渡りきるのに40分ぐらいかかります。
橋の上は通勤ラッシュの電車の中と同じような雰囲気で、ぎゅうぎゅうづめで人だらけです。下手すると前の人の頭しか見えません。それでもいい場所を歩ければ30分くらいは綺麗な花火が見られます。
それ以外に、やはり歩きながらが立ち見になるかもしれませんが、意外と浅草の浅草寺の境内は花火が見える場所もありますよ。
隅田川花火大会の大人の楽しみ方
まあとにかく隅田川花火大会の会場近くの場所取りは毎年熾烈で初めて行く人にはなかなか困難極まるものだと思います。こういった状況を楽しめるのは高校生や20代前半の学生さんくらいまででしょうか。
さすがに30代をこえてこの人混みの中ぎゅうぎゅう詰めになりながら花火を見るというのはなかなかしんどいなあと思います。
そんな30代の大人には少し値段は張りますが、隅田川花火大会を見ることのできるレストランなんかも会場の周りにはたくさんありますよ。
また、最近人気なのがホテルから花火を眺めるという楽しみ方です。
浅草ビューホテルや両国第一ホテル、錦糸町のレバント東京屋や少し離れた場所だと東京ドームホテルなんかからも隅田川の花火が見えます。
当然部屋は自分達だけだし、エアコンも聞いていて涼しいし、ゆったりとお酒を飲みながら楽しめるので、大人の花火大会というのもいいと思いますよ。
ただ、相当早い時期から予約しないとダメですね。花火大会直前ではどこも埋まってしまってますので利用したい場合はお早めにです。
隅田川花火大会の混雑と場所取りまとめ
隅田川花火大会は東京でも人気のある屈指の花火大会なので初めて行く人には場所取りなどもなかなか大変な花火大会だと思います。無理して打ち上げ会場近くにこだわらず、少し離れたところを選んだほうが座ってゆったりと花火を楽しむことができますよ。
★隅田川花火大会の基本情報⇒
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