小樽運河クルーズの感想!ナイトや冬のクルーズの魅力や注意点も紹介
2017/12/10
当初は暖かい季節限定だった運河クルーズも今では通年営業になり今や小樽運河クルーズは小樽の観光名所の新たな定番の一つです。私も何回も小樽に行ってますが、その度に乗っちゃうくらい凄くおすすめです。今回はデイクルーズ以外のナイトクルーズと気になる冬の小樽運河クルーズの魅力について紹介します。
★小樽運河クルーズのデイクルーズの感想と予約や雨天の注意点⇒
小樽運河クルーズのナイト運行の魅力
前回の記事では小樽運河クルーズのデイクルーズの魅力をお伝えしましたが、初めてのクルーズで小樽運河クルーズのファンになってしまった私はすぐにナイトクルーズも楽しみに行きました。
小樽運河のナイトクルーズはデイクルーズ以上に本当に人気があるんですよね。小樽運河ナイトクルーズは、これがまた昼とはまったく違った魅力があるんですよ。
ナイトクルーズの場合、当然暗くなるので海の方に出た時はあんまり見えるものがありません。なのでやっぱり楽しみなのは運河内です。
夜の小樽運河はこんな感じになります。
まず夜の魅力といえばライトアップですよね。昼間見えていた日本郵船小樽支店の建物や運河沿いの倉庫街は綺麗にライトアップされています。昼の光とライトアップの光では雰囲気が全然違いますよ。
逆にショッカーの隠れ家として使われていた日本製罐の工場、ここは工場だけあってそんなきれいにライトアップはされません。でもだからこそ、この建物に関しては夜に見た方が雰囲気を味わえます。本当にショッカーが潜んでいそうな雰囲気が満ち満ちていますよ笑
そしてなんといっても最大の魅力はガス灯に彩られた散策路ですね。ガス灯の柔らかく温かい明かりを運河から堪能することができます。この風景は本当にロマンチックで素敵ですよ。
散策路を歩いていても素敵だなと思いますけど、船に揺られながらこの景色を眺めるっていうのが情緒があってすごくいいんですよね。
昼間に比べて見られるものが少ないんですけど、それを補って余りあるくらいの魅力を感じさせてくれる美しい風景です。
でも初めて乗る時って、デイクルーズのようにいろんな景観をもっと楽しみたい!けどナイトクルーズも楽しみたい!って思っちゃいますよね。私もどっちに乗るか悩みました。
そんな時におすすめなのが、デイクルーズとナイトクルーズの良いとこどりができるのがサンセットクルーズです。
だいぶ日が暮れてきてますけど、日没前後はまだ空の明るさが残っているので建物や海のほうもきれいに見えるし、マジックアワーと呼ばれる時簡の小樽運河の景観は幻想的ですよ。
小樽運河は位置的に夕日が沈むのを見ることはできないんですけど、まだ完全に暗くなる前で、でも街頭がともっている夕暮れ時のクルーズは昼間のクルージングと夜のクルージングの良いところを両方楽しめるおすすめの時間帯です。
なのでこの時間帯はものすごく人気です。絶対に乗りたいっていう時はやっぱり予約をしておいた方がいいですね。
あと夏場にサンセット、 ナイトクルーズに乗るときに一つだけ気をつけたいことがあります。
それが虫さされです。私が初めて乗った時は結構蚊に刺されてしまいました。昼間は全然そんなことなかったんですが、やっぱり夕方になって気温が下がると水辺なので虫が出てくるみたいです。
私はクルーズ中に何箇所も蚊に刺されてしまって痒くて途中景色どころじゃなくなっちゃいました笑
虫除け対策をしておいた方が快適に40分のナイトクルーズを楽しめますよ。
ナイトクルーズは季節によって運行時間や運行本数が違います。8月、9月の繁忙期は観光客も多いので最終便が夜の9時など結構遅い時間まで営業してます。
でも、その前後の春先や秋などはナイトクルーズは土日の夜だけで最終運行も夜7時台や8時台ということがあるのでナイトクルーズに乗りたい時は行く前にきちんと確認しましょう。
小樽運河クルーズの冬はどんな感じ?
小樽運河クルーズが始まった頃は夏限定の季節の楽しみだったんですが、今では冬の運行も始まって一年間を通して楽しめる小樽の観光名所の一つになりました。
でも、あの寒い雪の小樽で40分のクルーズってどうなんだろう?と思いますよね、果たして40分間あの寒さに耐えられるのか…そう思って私も冬の小樽運河クルーズを試してみました。
当然、冬の小樽は極寒なので運河クルーズ側でも寒さ対策はしてくれています。
まずボートに透明のビニールのようなもので幌のような覆いをつけています。それから座席にヒーターがついているのでお尻はあったかいです。あと、ひざ掛けも貸してくれます。
で、感想としては、外よりは暖かいけどやっぱり寒い笑、です。
結構いろいろ対策はされてますけど下半身の防寒対策が多いので上半身が意外と寒いというのが感想ですね。それに簡易的な対策なのでやっぱり自分で厚着をするっていうのも大事です。
あと、覆いをつけてしまうと透明とはいってもやっぱり景色が見にくくなってしまうんですよね。なので天候によっては景色を見るためにボートの横側の覆いをはずすこともあります。こうなると上半身が本当に寒いです。
ただ、寒さの感じ方は人それぞれで、北海道に住んでいる人は真冬は毎日氷点下なのでその寒さに体が慣れてます。なので真冬なら0℃でも暖かいと感じたりするんですよ。
でも本州からの旅行客で普段そんな寒さを体感していない人には耐え難い寒さかもしれません。
私も北海道に住んでる間は寒さに慣れていて東京ではダウンいらずの体でしたが、東京に引っ越して体がすっかり東京仕様になってから冬の北海道に行くとほんとに寒くてたまらないんですよね。
でもその感覚を楽しみにしている人もいるんですよ。
今、北海道には東南アジアなどの暖かい国からの観光客の人がたくさん来るんですけど、そういう人たちは雪を見るために北海道に来ているという人が多いので、外国人観光客には冬の運河クルーズは好評だし、たしかに冬のクルーズは外国人のお客さんが多いです。
さてさて、では冬の運河クルーズの景観や楽しみはどうかというと、冬には冬の魅力があります。
小樽は北海道の中でも日本海側に位置するので冬はたくさんの雪が積もります。その雪に覆われた街並みは夏とは違った冬の厳しい港町の風景で夏とは違った小樽の北海道らしさを感じられますよ。
冬の小樽運河は倉庫街も屋根からつららができたりしてます。
また、橋の下に大きなつららができているのを間近に見つけたりするとはやっぱりふ雪国なんだなーって思うし、これはふだんつららなんて見られない人が見るとものすごく感動します。
綺麗に晴れた日は青空に白い雪が映えて小樽の古い町並みがとても美しい景色になります。
とはいっても、冬は天気がくるくる変わりますので雪が降っている日なんかはどんよりとした天気の日が多いです。そういう日は寒さも増すので無理せず楽しんでくださいね。
小樽運河クルーズの冬の乗船はとにかく防寒対策をしっかりして楽しみましょう。
冬の北海道の服装についてはこちらに詳しくまとめているので参考にどうぞ♪
★札幌の冬の服装の注意点と靴選びのコツを北海道民が教えます⇒
小樽運河クルーズ感想まとめ
一年を通して楽しめる小樽運河クルーズ、初めての人や北海道の寒さに慣れていない人は夏の運行がお勧めですよ。デイクルーズ、ナイトクルーズとそれぞれに魅力があります。ハイシーズンを外せばチケットも取りやすいのでぜひ小樽に行くときはチャレンジしてみてくださいね。
★小樽運河クルーズの基本情報とアクセス
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