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派遣先の退職で有給を契約期間内に消化したい!拒否された時の対処法

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派遣社員にとって有給ってなかなかとりにくいものですよね。退職時の有給消化で悩む派遣仲間は多いです。

幸い私は理解ある職場が多くそこまで大きくもめたことはないのですが、友人や派遣仲間には有給取得を拒否されて有給を残したまま退職という人も結構います。

そこで、発生した有給をきちんと取得できるように派遣社員の有給の仕組みや退職時の有給トラブルの対処法について紹介します。

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派遣先を退職すると有給はどうなる?

私も派遣で働き始めたばかりの頃は「派遣社員にも有給がつくんだ!」と驚きと感動があったものです。が、派遣社員の有給取得っていろいろトラブルがあって大変なんだなぁとその後しみじみ思いました。

派遣で長く働きながらも改めて調べるまでわからないこともあり、知らないと損するなぁということも結構あったので、まずは派遣社員の有給の仕組みを紹介します。

まず、派遣社員の有給休暇の給料は派遣先の企業ではなく派遣元の派遣会社が負担します。

そのため、派遣先が変わってもその先も同じ派遣会社を通して仕事をするのであれば発生した有給の権利は消滅せずに引き継がれるので、次の就業先が決まればそちらで有給休暇を取得できます。

この仕組み、私は自分が派遣で働いていても途中まで知りませんでした。当の本人も知らないくらいなので派遣先の企業の中にも知らない人は結構います。

総務など人事を担当する人はわかっていても、現場の直属の上司はこのお金の流れを知らないことがあるので有給をとりたいと言うと「他の就業先で取得した有給をなんでうちが払わなければいけないんだ」となることもあります。

そう言われたら落ち着いてこのお金の流れを説明してあげてくださいね。

ただ派遣社員の有給には注意点もあって、有給の権利はずっと保持できるわけではなく、ひとつの派遣先との契約期間が終了するとその後決められた期間内に次の派遣先での仕事が始まらないと有給の権利は消滅します。

大手の派遣会社の場合は給与の支払いが1ヶ月空くとそれまでに発生した有給の権利も消滅することが多いです。契約終了後、何日で有給が消滅するかは会社によって違います。

派遣で働き始めた最初の頃、私はこんなことすら知らず、「派遣さんが有給とったら派遣先の企業は損だよなぁ」と思ってました。なので、このお金の流れを知っているだけでも有給取得の罪悪感がちょっと減ると思いますよ。

派遣の契約期間内で退職前に有給を消化したい場合

そういうわけで、派遣会社はなるべく有給をとらせたくないと思っているところが多いです。

派遣スタッフが有給を取得すれば派遣先では欠勤扱いになるので、当然、派遣先から派遣会社に入ってくる収入は減ります。さらに派遣会社は有給分のお給料を支払わなければならず利益が減るからです。

なので、「有給をとりたい」というと法律や契約に違反するなどという物騒で逆らえなそうな言葉を持ち出してなんとか有給取得を阻止しようとする派遣会社もあります。

特に退職時にまとめて有給を消化しようとなるとトラブルも多いです。

一例ですが、「前にもまとめて有給をとる方がいたけど、問題になりました。まとめてとったら週5日勤務の契約に違反します」なんてことを言われた人がいました。

この場合、派遣会社の言い分だと1日でも有給をとったら違反になるので言っていることがめちゃくちゃです。

派遣会社とのやり取りではこういうことがよくあります。担当の営業さんがひどい場合もあるし派遣会社そのものがずさんな事もあります。

契約違反なんて言葉を使われるとドキッとしますがここでひるんだりら相手の思う壺です。落ち着いて冷静に対処しましょう。

まず、有給の取得日数に制限はありません。派遣先が良いといえば1ヶ月まるまる休むことだってできます。

ただし、有給をあてられるのは就業先が出社日になっている日だけです。年末で退職などの場合、年末は休みが増えることが多いので気をつけてくださいね。

次に有給休暇をとる時の手順についてです。

有給休暇は労働者の権利なので遠慮することなくとればいい、とは思いつつも、やっぱり社会人として気を遣うところもありますよね。

派遣社員で有給をとりたい場合はまず派遣先の上司に休みを取ることの了承をとるのがマナーです。

派遣先が有給分の賃金を払うわけではないですが、あなたが本来働くはずだった日を休むことで業務が止まってしまっては困ります。このあたりは正社員の有給取得と変わらないですね。

休みが了承されたら派遣元へ有給の申請をします。

ただ、休みを了承してくれないという場合もあります。

自分しかその業務ができず自分が休むと仕事全体がストップしてしまったり、退職間際で引継ぎが間に合わない、その企業の繁忙期などは派遣先が有給取得に応じてくれないことがあります。

実際そういう状況に直面すると法的には有給をとる権利があっても雰囲気的に無理だとあきらめてしまう人も多いです。派遣先だけでなく派遣元も辞める場合、有給そのものを棒に振ることになってしまいます。

でも、そういう場合も交渉でなんとかなることもあります。

例えば退職日の調整です。本来の退職日まではきちんと働き、その後、有給を消化し有給消化が終わる日を退職日にしてもらいます。派遣先にも契約の変更や更新が伴うことがあるので面倒ではあります。

もしダメだといわれ、どうしても有給を消化したい場合は強硬手段に打って出るという感じです。

角は立つしわだかまりも残りますが、この先もう会うことはないと割り切って退職日までに有給を消化します。

理解ある派遣会社だと「有給は働く人の権利だから」と派遣先と交渉してくれたりもしますが、派遣元と派遣先の双方が応じてくれない場合はそうとう強気で臨まないと有給取得はできません。


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退職での有給消化を拒否する派遣会社への対応

なにはともあれ、派遣会社はどうにかして有給をとらせないようにするものなので、派遣会社の営業さんに「規約だから」などと言われてもその言葉を鵜呑みにしないことです。

有給消化を拒否された場合、まずは就業規則や契約内容を改めて自分できちんと確認しましょう。その上で、派遣会社の対応に不当だと思うところがあれば労働基準監督署などに相談します。

また、派遣会社の担当者と話す時におどおどするのは禁物です。押し通せると思うと派遣会社はより強気な態度で対応してきます。

逆に怒ったり思いつくままにクレームをぶつけるのも得策ではありません。

こういう場合、派遣会社が一番嫌なのは冷静に正当な申し入れをされたり自分たちの非を指摘されることです。

派遣会社と話している時はドキッとしたり頭にきたりいろいろ感じることがあると思いますが、わからないことや納得のいかないことがある時はその場で結論を出さずに「こちらでも一度規約や契約について確認してからお返事します」などといってその場を引き取りましょう。

その後、確認事実とともに正当な申し入れをすれば派遣会社も受け入れざるを得ません。

また、話もできない、何を言っても取り合ってくれないという場合は「労働基準監督署に相談させていただきます」と言ってみましょう。実際に派遣会社がめちゃくちゃな対応をしている場合、この言葉は強いですよ。

派遣を退職する時の有給消化まとめ

派遣社員でいるとどうしても弱い立場に追いやられがちですが、まずは自分自身でどんな権利があるのかしっかり把握することが大切です。

また、今後の理想としては有給が発生したらこまめに使い最後に残さないようにするのもトラブルを避けるコツですよ。

派遣会社との交渉は大変なこともありますが落ち着いて粘り強く頑張りましょう。

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